エルトシン(エリスロマイシン・エストレート)250mg

2019.04.02 Tuesday

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    エルトシン(エリスロマイシン・エストレート)250mg


    エルトシンはエリスロマイシンのジェネリック医薬品です。エルトシンはマクロライド系抗生物質です。

    国内のエリスロマイシンは1錠に200mgのエリスロマイシンを含む規格です。このエルトシンは、国内のエリスロマイシンよりも1錠に含まれる成分の量が多いため、摂取量にはご注意ください。

    エルトシンはマクロライド系と呼ばれる抗生物質です。マクロライド系抗生物質にはエリスロマイシンの他に、クラリスロマイシン、アジスロマイシンなどの抗生物質があります。

    3種類のなかではエルトシン(エリスロマイシン)が最も開発が古く、新しいマクロライド系抗生剤が開発されるにつれて使用される機会が減りつつありますが、長い期間使われてきた実績があります。

    他のマクロライド系にくらべると、薬剤が作用する時間が短い薬剤になります。そのため短期間だけ薬剤の効果が欲しい場合に適しています。

    細菌による感染症がおきたり悪化するのは、ヒトの体内に侵入した細菌が体内で増殖してしまうからです。薬を服用する事で細菌を殺すのですが、この時に困るのが、細菌もごく小さいながらヒトと同じように細胞やDNAを持つ生物である事です。

    そのためヒトの細胞は殺さず細菌の細胞だけに作用する薬剤にするためには、何か仕組みが必要です。

    マクロライド系抗生物質は、細菌の細胞のなかのリボソームという器官に作用する事で細菌の増殖を抑えます。細胞にあるリボソームはタンパク質の合成を行う器官です。このリボソームはヒトと細菌では大きさが異なっています。

    この性質を利用して、マクロライド系抗生物質は細胞のリボソームのみを攻撃します。とくにマクロライド系には、リボソームの中でも50sと呼ばれるリボソームに働きかけ細菌の増殖を妨げる、という薬剤の特長があります。

    エルトシン(エリスロマイシン・エストレート)250mg